競売について
競売不動産とは
債務を返済できなくなった人の所有不動産を裁判所が強制的に売却し、その売買代金を借金の返済に充てる公的制度を『競売』と言います。
競売不動産の購入方法は、 入札(期間入札)方式で最高価格を付けた方が落札(購入者)となります。
また、売れ残った物件は、開札日の直後から1ヶ月間「特別売却」の対象となります。
これは簡単に言うと「早い者勝ちセール」で、最初に買い受けを希望した人が、最低落札価格で入手することができます。
メリット
- 時価よりも安く購入出来る。物件によって異なりますが、一般相場より10%~30%ぐらいは低く、裁判所が不動産の売主ですので取引も公正です。
- 仲介手数料が必要なく、諸費用が一般の不動産売買に比べて安い。
- 抵当権が付いている物件は、裁判所が職権で抹消登記をして、所有権の移転登録なども公正に行われる。
- 市場に出回らない物件が出ることが多い。
デメリット
- 全てが下見出来る物件とは限らず、内部写真や間取り図などのデータを元に物件を判断しなければならない。
- 自分よりも高値の入札者がいた場合、その物件は落札が出来ません。
- 仲介業者がいない為、物件の説明や質問が出来ません。よって、現況報告書と実際の状況に相違があっても、また瑕疵による不具合があったとしても落札を取り消す事が出来ません。
(保証金は戻って来ません) - 競売物件は基本的に落札者個人が占有者と明け渡しの交渉を行います。円滑に進まない場合は購入してもすぐに住めない場合があります。競売は本人の意思によるものでは無いので、当然明渡しには大変の抵抗が考えらます。元の所有者が居座り続け建物を明渡して貰えないケースや、立ち退きに想定外の費用が掛かる場合があり、精神的な負担になるケースが多々あります。国は建物の明渡しを保証してくれませんので、全て自己責任に於いて処理しなければなりません。
- 物件を購入する際の支払方法が一括払のみ。
(落札後、納付期限内に納付が出来ない場合、買取保証金は返還されない。)
※買取保障金とは物件ごとに決められており、売却基準価格の2割とされています。
(落札出来なかった場合は、全額返還されます。)
期間入札の流れ~一般の方が購入する場合~
期間入札の流れ~当社に依頼した場合~
物件選定~入札まで
お問い合せ
お気楽に当社までご連絡下さい。
業務委託契約
業務委託契約を締結させて頂きます。
ヒアリング
物件の希望条件など、詳細のヒアリングを行います。
物件探し
裁判所の競売情報から希望な物件をお探し致します。
物件調査と評価
候補があった物件を当社が調査と評価を行い、お客様にご報告致します。
入札価格の決定
入札価格を決定し、当社が代行します。
落札後~物件取得【引渡まで】
売却許可決定
開札後約1週間で売却許可が決定されます。
残金の納付・不動産登記
裁判所へ入札残金を支払い、不動産登記を行います。
立退き交渉の開始
物件に占有者がいる場合、立退き交渉を開始します。
物件の引渡し
リフォームなどを済ませて物件の引渡しとなります。
手数料のお支払い
当社へ手数料のお支払をお願い致します。
弊社では、入札前のご相談から物件引渡までサポート致します。
- お客様のご希望やご予算に応じたプランで、物件選定やアドバイスをさせて頂きます。
- 入札前に権利関係や近隣関係についての聞き取り調査を実施。依頼主様のリスクの軽減を図ります。
- 裁判所資料及び聞き取り調査、権利関係の調査に基づき、近隣相場、過去の落札事例などを踏まえ入札金額のアドバイスをさせて頂きます。
- 入札書類の作成や必要書類の確認後、裁判所への提出代行致します。
必要書類の作成と代金納付手続き、所有権移転まで責任を持ってお手伝い致します。 - 占有者がいる場合、明渡しの交渉代行は勿論、建物引渡までの精神的負担の軽滅など、多方面に亘ってサポートさせて頂きます。
- 代行サービスの手数料は、売却基準価格の6%(売却基準価格が500万以下の場合、一律30万円)です。
(残置物処理費用、明渡しに要する費用、引っ越し費用等は実費となります。) - 落札後のリフォームについては、当社が全面的に施工致しますので、コストが大幅に削減できます。
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